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くちなしパニック

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写真をアキに邪魔される。

拾った栗で甘露煮を作ってみよ~と思い立ち、近所のスーパーで栗の色付けのために使うくちなしを求めたのでした。
甘露煮が置かれている棚など思い当たるあたりを見てみたのだけれど、自分一人ではくちなしを見つけることが出来なかった。
近くにいた店員さんに尋ねてみたら、別のお客様に言われ探し物をしている最中だ、とのこと。
あらためて別の店員さんに尋ねてみたところ、今度は「・・・くち・・・なし?」と明らかに初めて聞いた!という反応だったのでした。
店員さんは知らない(たぶん)のに、探してみます!と魚介のコーナーへ走っていってしまった。
くちなしって魚介っぽく聞こえる?
これは期待薄だな~と、さらに三人目の店員さんにくちなしの在り処を聞いてみたら、今度は少し探したのちスパイスのコーナーへ案内されたのでした。
そして「これですよね?」とディスプレイとしてボードに貼りつけられ、紹介されているくちなしの実を指差された。
・・・それを見せられた私はどうすればいいのか。
今まで声をかけた三人の店員さんが店内を右往左往しているのがわかる。
くちなしがなくても栗の甘露煮は作れるのに、私が変な欲をだしたばかりにこんなことに。
私一人のために店員さんが三人も動いている。
まだ朝早いうちで、レジなど混雑していないのが幸いだ。
申し訳ないな、と思いつつももう後には引けない状態に困り果てていたところ、一番最初に声をかけた店員さんが、くちなしを見つけてくれたのでした。
声をかけてから10分は経っていた。
今、特設されているお漬物作りのコーナーにあったらしい。たくあん!納得。

で、甘露煮。
たくさんの人を巻き込んでやっと買えたくちなしだったのに、栗の渋皮をむくのが面倒になり、重曹を入れて渋皮付きで煮てしまった。
結局、くちなし使わず・・・。
甘露煮ではなく、渋皮煮ができた。
甘いけど、甘いだけじゃない渋皮栗はアキもパクパク食べてくれる。三番目の兄さんも。
私も食べているけれど、口に含むたびにちょっと気持ちが沈むのでした。
ちょっとね。
by kurokurosusukoji | 2013-10-16 09:28 | ダイアリ
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