最新号の暮しの手帖に東京にある花屋「花木屋」さんの記事が載っていたのです。 主に鉢物のお店で、けれど鉢の花には値段などが付けられておらず、店内には花以外に店主さんである岡野廣美さんの趣味のものなども置かれていて、とても雰囲気のあるたたずまいのお店なのだそう。 お店にもとても興味を持ったのですが、その記事の中の「ゆりの木の実」の写真が目を惹きました。冬に東京国立博物館で拾うのだと。 ゆりの木は知っていたのだけれど、こんなおもしろい実がなるなんて。 これは拾いにいってみよう~とふらふら英会話のレッスンの帰り道に大通り公園に寄ってみたのです。 お目当てのゆりの木は半纏の形の落ち葉はすぐに見つけることができたので、いざやいざやと落ち葉の中をゆりの木の実を求めて一人、かさこそかさこそ。 かさこそかさこそカサコソカサコソ。ややしばらくカサコソしてみたのですが…ない。 ええーなんでだろう?北海道のゆりの木には実はならないのでは?なんて疑心暗鬼になりながらそれでも地面をじっくりみていると、予想よりもだいぶん小さな実をやっと発見できたのです。一つ見つけるとあらこっちにも、あれそちらにも。どうして目に入らなかったのか不思議なくらい落ちています。 …てっきり30cmくらいある実だと思い込んでいたのですが、実物は10cmくらい。 頭の中でいつの間にかプロテアなどのドライフラワー的なものだとイメージしてしまったみたい。どうりで見つからないわけです。恐るべき思い込み。 愛らしい実をいくつか拾って今は窓辺で干すように置いてあるのです。 暮しの手帖 2008年 10月号 [雑誌] / 暮しの手帖社 ISBN : B001F090QY スコア選択:
by kurokurosusukoji
| 2008-10-28 20:26
| ダイアリ
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