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絵本

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ムチムチフィンガー。アキさんは四か月。だいぶ手が使えるようになってきている。
絵本を読んでいても、手を伸ばしてぐいっと引っ張ったりするのです。そして本の角を口に持って行こうとするのですが、それはノンノンと阻止。
手もそうだけれど、絵本にしても最近は絵をちゃんと見ている・・・感じがするのです。
じいっと絵本のページを眺め、飽きた~と目線が外れだしたら次のページをさっとめくる。するとちゃんとまたじいっと絵を見つめるからきっと見ている・・・と母は思う。
「お月さまこんばんは」や「いないいないばあ」「すき」、と赤ちゃん向きの絵本を見せているのですが、最近は「ねないこだれだ」も追加。
この「ねないこだれだ」、夜寝ない子はおばけにするぞ、とおばけが子どもを連れ去るシルエットで終わるお話で、アマゾンのレビューなどでは『怖い・トラウマになった』などという意見も。
確かに印象に残る絵本ではあるな~と思うのだけれど、かわいいと思うのです。人気もあるし。
この絵本がトラウマに・・・なる人もいるのだな。アキさんはどうだろう。

怖さで言えば、私は「悪い本」という絵本のほうが怖いと思うのです。
この絵本の怖さは子どもに伝わりにくい感じがするので、大人になってから「そういえば子どもの頃、こんな雰囲気の絵本を読んだ記憶がある」とふと思い出してほしい。
そしてその時、改めてこの絵本を読んでぞっとしてほしいなぁ。うひひ。
「悪い本」は時間差で恐怖を感じることができる絵本、なのです。

悪い本 (怪談えほん1)

宮部 みゆき / 岩崎書店


by kurokurosusukoji | 2012-02-13 14:40 | こども
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