こじが死んだのでした。 友人の話を信じるとすればざっくり19年生きた。(成猫になってから友人から預かった猫なので) こじは9月に半身不随になり、それでも動かなくなった足を引きずりつつ平穏な毎日を過ごしていたのでした。 それなりに我々も手を貸したけれど、死んでしまう数日前まで自分のことは自分でしていた。 トイレなどはもう意地!意地でも他人の手は借りぬぞ!って感じだった。 みるみる弱弱しくなるこじを見て、もう死んでしまうかも知れないと感じたとき、 死んでいるけれど、まだぬくもりを感じるこじを触ったとき、 慌ただしくペット霊園を探しだしたとき、 アキが「こじ、しんじゃったの?」と聞いてきたとき、 こじの生きた年数を知り、こじに「よく頑張ったねぇ!」と斎場のスタッフさんが声をかけてくれたとき、 いよいよ最後のお別れのとき、 家に戻り、こじのために配置換えした部屋のあれこれを元に戻したとき、 いろいろな想いがめぐって切なくなったのでした。 純粋に悲しいってだけじゃないのは大人になったから? 子供のころから猫飼いの家だったから、猫を看取るというのはたまにあり、だから私は落ち着いて見送ることができるだろうと思っていたけれど、実際は涙が止まらなかった。 さすがにペットロス症候群にはならないと思うけど。 火葬と埋葬だけお願いし、卒塔婆などのオプションは・・・そこまで仰々しくする必要はないかなとお断りしたのでした。 私が働いていないときでよかった。死んだ日も我が家としては自由に動ける日でよかった。 こじの死で我が家に一区切り。 こじの居ない毎日はアキにとっては初だな。 私はというと、まだしばらくはこじの定位置だったストーブ前に視線をやるクセが抜けなさそう。
by kurokurosusukoji
| 2015-11-01 19:18
| 猫やら生き物
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